2022年度早稲田大学法学部解答速報&入試総評

このページは2022年度早稲田大学法学部の解答速報と入試総評のページだ。 本年の早稲田大学法学部を受験した人、今後早稲法を受験するつもりの人はぜひ参考にしてほしい。
2022年度早稲田大学法学部の入試の特徴
早稲田法学部の2022年の配点や平均点、合格最低点は以下のとおりだ。
教科 | 配点 | 科目 | 受験者平均点 | 合格最低点 |
---|---|---|---|---|
外国語 | 60 | 英語 | 27.987 | 90.295 |
国語 | 50 | 24.060 | ||
地歴・公民または数学 | 40 | 日本史 | 23.428 | |
世界史 | 26.878 | |||
政治・経済 | 22.263 | |||
数学 | 160.087 | |||
合計 | 150 | - |
2022年度早稲田大学法学部解答速報
では本年の早稲田大学法学部の解答を公開しよう。(英語のみ即日公開。その他の科目は翌日以降の公開となります。)
英語
国語
日本史
世界史
入試総評
英語
大問1は社会状況に左右される美や望ましさの定義についての長文読解問題(914語)。大問2に比べると難解な文章なため、ここで得点差が付きやすいか。本文のワード数は昨年から減ったものの、設問の選択肢などを含めた総合的な分量はそれほど変わらない。該当する本文の一部と選択肢の関連性に着目しつつ、かつ全体的な意味を常に取りながら絞り込み・読み込みを進めていく必要がある。難易度は難。
大問2は鳥の行動にみられる生得的能力についての長文読解問題(1045語)。パラグラフごとの要約問題が無くなった。長文の難易度は高くないが、選択肢の英文なども含めた分量は非常に多い。いかに早く、正確に読解出来るかどうかが問われる。日頃からここは意識して勉強を進めたい。難易度は標準。
大問3は文法・語法の空所補充問題。driveの後ろに前置詞・副詞を入れさせる問題で、空所が7箇所に対し選択肢は9個。難しい熟語も無いため、時間をかけずに解いて次に向かいたい。難易度はやや易。
大問4は文法・語法の正誤判定問題。5つの選択肢から、空所に埋めるには不適切なものを1つ選ぶ形式。動詞の語法が苦手な人は、少し迷ったかもしれない。単語の勉強の第二段階として、動詞の意味だけではなく実際の使用例なども頭に入れておきたい。難易度は標準。
大問5も文法・語法の正誤判定問題。下線部4ヵ所のうち、文法的に正しくないもの(誤りがなければALL CORRECT)を選ぶ形式。昨年度よりも2問減少したうえ、熟語のレベルも標準的。難易度はやや易。
大問6は整序英作文問題。語形を変化させる必要もなく、使用しない選択肢も無いため吟味はしやすい。全体から考えるのではなく、それぞれのパーツに分けて考えると解きやすいか。難易度は標準。
大問7は与えられた絵から読み取れる内容についての自由英作問題。絵から読み取れる内容についての考えを1つのパラグラフにまとめるよう指示されている。解答欄のスペースから考えると、80~100語が目安。絵の解釈は人それぞれなため、いかに正確な英作文を書くかに焦点が当てられる。論理的な構成を自分がミスなく使える表現や文法事項に落とし込んで綺麗な英作文が書けるように、他者に添削やフィードバックをしてもらうとよいだろう。難易度は標準。
大問数や分量は昨年と変わらなかった。大問1がやや難しく感じられるが、大問2や文法問題ではそれほど難しくない問題が多く見られた。長文は、設問各所の下線部や留意すべき語に重きを置くのはもちろん、常に俯瞰的に内容を把握しつつ読み進めることが重要となってくる。日頃の学習から意識して出来るようにしておきたい。また、自由英作文があるため、時間を節約出来るような簡単な問題を、早く正確に解けるようにもしておきたい。この2点を抑えておくと良いだろう。難易度は標準。
日本史
大問1は中国の多元性とその歴史的背景について。設問3:正解は②。①は「オランダ」と「ポルトガル」が逆。③国連代表権が中華民国
(台湾)から中華人民共和国に交代したのは1971年。④李登輝は国民党の政治家。民進党の成立は1986年で政権の座についたのは2000年。難易度は標準。
大問2は
世界史
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