2020年度早稲田大学スポーツ科学部解答速報＆入試総評

このページは2020年早稲田大学スポーツ科学部の解答速報と入試総評のページだ。 本年の早稲田大学 スポーツ科学部を受験した人、今後早稲田スポーツ科学部を受験するつもりの人はぜひ参考にしてほしい。

早稲田大学スポーツ科学部の入試の特徴

早稲田大学 スポーツ科学部の2019年の配点や平均点、合格最低点は以下のとおりだ。

センター試験利用入試（センター＋一般方式）

※ センター試験科目を複数受験している場合は最高得点の科目を利用しています。 ※ センター試験科目の点数は大学入試センター試験得点（100点配点）を75点配点に換算しています。 ※ センター試験科目の上記受験者平均点（成績標準化前）は、スポーツ科学部受験者の大学入試センター試験得点（100点満点）を平均したものです。

2020年度早稲田大学スポーツ科学部解答速報

では本年の早稲田大学スポーツ科学部の解答を公開しよう。（英語のみ即日公開。その他の科目は翌日公開。）

英語

2020年度 早稲田大学 スポーツ科学部 英語 解答

国語

2020年度　早稲田大学　スポーツ科学部　国語　解答

数学

2020年度 早稲田大学 スポーツ科学部 数学 解答

入試総評

本年の早稲田大学スポーツ科学部の問題がどのようなものであったのか、そしてどのような対策をすべきであったのかをまとめたものである。 今後の学習の指針にしていただきたい。(問題確認後随時更新させていただきます。)

英語

出題形式は例年通り。長文読解３題。文法、語法が２題と昨年と同じだった。

大問1はスポーツのメンタル重要性についての長文。語数は約700words。内容不一致問題では一部判断が難しい選択肢があるが、与えられた主語を手掛かりに探していく。また、同意表現選択問題は難しい問題も多いため、前後の文脈から類推できるかが鍵となる。難易度は標準。

大問2も長文読解。議論の仕方と表現方法の文化間での違いについての長文。語数は約680words。段落要旨選択問題、内容一致、不一致問題、同義語選択問題の出題。段落毎の把握問題は迷う選択肢あるので、判断力が問われる。多くの受験生が一度は耳にしたことがある内容があるため、内容理解がしやすく取り組みやすいかと思われる。難易度は標準。

大問3も長文読解。サッカーの若手育成期間に関する問題についての長文。語数は約930words。段落と選択肢が多いため、キーワードや具体的なエピソード例をもとに選択肢を絞るとよい。文章中の語彙を問う問題が減り、内容理解問題へとシフトした。また、昨年につづき、今年もサッカーについて英文だ。難易度は標準。

大問4は空所補充問題。昨年と同様、空所に適切なものを選ぶ問題。昨年より１問減り４問となった。英語の基礎知識があれば解ける問題となっている。難易度はやや易。

大問5は正誤判定問題。短文中の3つの下線部の間違いを探す問題。全て正しい場合もある。難易度は標準。

全体的な難易度は昨年並み。

国語

数学

出題形式は例年通り。計算量が多い。

大問1は式と証明。与えられた条件を満たす3つの実数に関する問題。相加相乗平均の大小関係を用いて、最大値を計算する。問題文で与えられる情報が少ないため、少し難しい問題となっている。難易度はやや難しい。

大問2は指数・対数関数の問題。7の21乗を計算する。リード文で与えられた2つの不等式を利用して求める。式の変形を落ち着いて計算し、小数点以下の計算でミスをしないようにしたい。

難易度は標準。

大問3は図形と方程式。３辺の長さの和が決まっている二等辺三角形の辺の長さと内接円の半径の長さの関係を求める問題。他の問題よりも方針を立てやすい問題だが、３次式を解く作業や、微分するときの数値が重たいため苦戦する人もいただろう。難易度は標準。

大問4は平面ベクトルと図形の方程式の問題。平面ベクトルの処理を行い、後半で軌跡を求める問題。問題文をヒントに解答を導ける。難易度は標準。

大問5は2次関数の問題。放物線の接戦と通過領域に関する問題。図示で時間がかかり、そのあとの面積をだすのも時間かかる。最後の問題は定積分を使えばよい。難易度はやや難しい。

難易度は昨年並み。

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